家にある住宅用火災警報器って、いつ取りつけたっけ?
ちゃんと動くのかな?
でも、確認する方法もわからないし・・・
こんな風に思っている人も多いのでは無いでしょうか?
住宅用火災警報器は普段の生活の中ではあまりなじみのあるものではありません。
その点検となると・・・難しい!どうすればいいかわからない!と思う人が多いと思います。
ここでは住宅用火災警報器の点検方法について解説します。
・消防士として15年勤務しているマスターUKが解説
・住宅用火災警報器の点検方法をわかりやすく解説
・点検が必要かどうかについてのフローチャートあり
【結論】
住宅用火災警報器の点検は、とてもイージー(簡単)☆
10秒で終わります!!
みなさんのご家庭にも寝室や階段、もしくはキッチンやリビングなど、住宅用火災警報器が設置されているかと思います。
慌ただしい毎日を送っていると、その存在すら忘れ去られていることだろうと思います。
でも、もし万が一、今、この記事を読んでいるまさにその瞬間!!
火災が発生したとして、果たしてその住宅用火災警報器は、正常に作動するのでしょうか?
スグに「絶対、大丈夫!」といえる人は少ないのでは、無いのでしょうか?
でも実は、たった10秒で、作動するのかどうか点検できるのです!!
住宅用火災警報器の寿命
住宅用火災警報器には、その電源の供給方法として、電気配線によりコンセント等から直接電源をひっぱっているものと、電池式のものの2種類があります。
どちらにせよ永久に使えるものではありませんが、電池式のものだと当然、電池が切れます。
住宅用火災警報器(電池式)の寿命は、約10年です。
ただし、これはあくまでも目安であり、メーカーや設置場所の環境等によってもマチマチなので、10年経過する前から、定期的な点検が必要となります。
点検が必要なのは、どんな場合?
住宅用火災警報器の電池の寿命については、わかったと思いますが、誰がどのタイミングで点検が必要なのでしょうか?
わかりやすくするため、フローチャートを作成したので、こちらを参考にしてみてください。
皆さんは、どれに当てはまったでしょうか?
『要注意』のように5年以上経過しているけど、これまで一度も点検したことのない人や、設置から5年以内であってもこれから点検が必要な人は、ぜひ点検方法についてしっかりとチェックしよう!
点検方法
住宅用火災警報器の点検方法について紹介します。
点検方法は、主に2パターンあります。
- 本体にある点検ボタンを押す
- 本体から伸びている点検用のヒモを引く
このどちらかの方法を行うだけです。
もし、正常に機能していれば、短めの警報音が鳴ります。もし、しゃべるタイプのものであれば「正常です。」などを言ってくれます。
イメージだと、点検時も物凄い大きな音がして、ご近所に迷惑がかかるかも・・・と思う方がたくさんいますが、点検時に出る音は、それほど大きくは無いので、何ら問題ありません。
点検しても音が鳴らなかったら・・・
点検しても音が鳴らない場合は、電池切れ、もしくは本体の故障が考えられます。
電池式の住宅用火災警報器であれば、電池を交換すればいいと思う方も多くいると思いますが、マスターUK的にはオススメしません。。。
なぜなら、
- 住宅用火災警報器の電池は高額であること
- 近所の大型量販店にもほとんど置いておらず、ネットでの取り寄せとなること
- 実際のところ、電池切れなのか本体の故障なのかは、電池を交換してみないとわからないこと
これらの理由から、もし点検してみて音が鳴らない場合は、本体の交換をオススメします!
まとめ
いかがでしたでしょうか?
住宅用火災警報器の点検方法は、実はとても簡単なのです。
忙しいあなたでも、たった10秒でできるのです。
あなたの大切な命、家族、財産をひっそりと見守ってくれている住宅用火災警報器!
いざ!!という時に電池切れだった!なんてのは、シャレになりません。
設置が義務づけられた当時の記憶がある方は、住宅用火災警報器は高い!というイメージが残っているかもしれませんが、今はその当時と比べ、ずいぶん安く手に入るようになりました。
それでも、住宅用火災警報器になかなかお金を出せないと思う方もいるかもしれませんが、10年間ひっそりとあなたの家庭の安全を見張り続けてくれていると思うと、ものすごい費用対効果があると思います!
絶対に付いていて損はないです!
この機会にぜひ点検を!!
もし、音が鳴らないときは、買い替えを!!
あなたの身に安心・安全が訪れると嬉しいです!
では、また👋
コメント